ナットクラッカー現象
うちの次女は7月の初め部活中に頭痛を起こし
軽い熱中症？になってから
ずーーーっと！！！
頭痛が続いていました。
もちろん病院には行ったし
血液検査はもちろんMRI検査までしたけれど
結果は異状なし！
ということで夏休みはとりあえず安静にして
様子を見ていました。
ずっと家でゆっくりしていたせいか
割と調子のいい日などもあったので
時間はかかるけど涼しくなったら
元気になるかな？と思っていました。
そして二学期が始まったのですが
頭痛がひどくなり学校も休みがちに。。。
たまに休むくらいならまだしも頻繁に休み
学校に行っても途中で保健室に行ったり
早退してくるほどなのです。
でも見た感じしんどそうではありますが
熱もないし重症というわけではないので
担任の先生も何か学校に行きたくない理由でも
あるのかと言い出す始末です。
こうなるとさすがにやっぱり病院に行かなければと
思いましたが症状が微妙で検査でも異状なしなので
どこの病院に行くかすごく悩んでしまいました。
検査などしてもらった病院にまた行くことも考えましたが
双子連れで大変な上に数回通っても原因不明だったので
無駄かなと思ったり（また行ったら違ったかもしれないけど）
頭痛外来のある病院に行こうかなと調べたりもしたのですが
どこも遠いしホームページなど見ても
次女の症状とはちょっと違う気がしたし
たいていの病院は予約制なのでちょっと敷居が高い気がして
迷いに迷ってその間藁にもすがる気持ちで
マルチビタミンを飲ませてみたり
脳に効くとかいうK・リゾレシチンとかいう
少しお高い食品を飲ませてみたりしましたが
なんの変化もありません。
一人で考えても頭がグルグルしてきて
何を考えたらいいのかよくわからなくなってくるし
だんなは心配しながらも
なんとかなるさくらいしか言わないし。
そんな日々を繰り返していた時
久しぶりに友人に会って状況を相談。
というより愚痴を聞いてもらったら
急に考えがまとまって
とりあえず私の予想では次女の症状は
熱中症のせいで自律神経がくるっているからでは
ないかと思っていたので
遠くの病院ではなくてとりあえず近くの病院で
自律神経を整えるような作用のある薬があるか
聞いてみよう！
と思って近くの総合病院の小児科に行ってみました。
ここは次女の調子が悪くなった時に真っ先にきたけど
様子を見るように言われただけだったので
あまり信用はしてなかったので
どうやって薬を出してもらおうかと考えていたのですが
今回診察してもらった先生は前回と一緒だったのか
別の先生だったのか覚えていなかったのですが
今までの経緯を話したら
立ちくらみはするかとか
朝は起きれるかとか
検尿は引っかかってないかなど
聞かれて
血圧を測りましょうと
血圧を測ってもらったら
かなりの低血圧でした。
それで先生の見立ては
「エコー検査してみないとわかりませんが
ナットクラッカー現象か起立性低血圧でしょう」
とあっさり言われました。
起立性調節障害は聞いたことがあって
思春期の子供がよくなるらしいです。
起立性低血圧もその一部らしいですけど
ナットクラッカー現象は初めて聞きました。
先生も一応説明してくれましたが
詳しくはエコー検査してからと
エコー検査を後日してもらうことに。
家に帰ってからネットで
ナットクラッカー現象について
調べてみました。
左の腎静脈が、腹部大動脈と上腸間膜動脈という
２つの血管でできたＶ字の部分を通過するために
強くはさまれて腎静脈内の血液がうっ滞を起こして、
腎臓内に出血するもの。
らしいです。
わかるようなわからないような感じです。。。
ただ症状としては血尿 以外は
あまりないらしく
エコー検査でわかるらしいです。
確かに次女は学校の検尿に引っかかっていて
蛋白尿と血尿は出ていましたが
心配するほどではないし
エコー検査もしてもらいましたが
異常なしだったのです。
だからちょっと違うんじゃないかなーと
思いつつも一応エコー検査 をしてもらうと
結果はナットクラッカー現象でした。
ネットで調べても頭痛などの症状は
なかったのですが
先生が 言うには血流が悪くなっているので
酸欠で頭にまで酸素が十分に行きわたってないせい
とか言っていました。
とりあえず治療としては血圧をあげる薬（メトリジンD錠）を
飲むことに。
すぐに効くわけじゃないそうなので長期戦になりそうです。
ただこの症状は痩せているとなりやすいらしいです。
普通は脂肪がクッションになって圧迫されることはないそう。
だから太れば治る。
確かに次女はガリガリ。
私の脂肪を分けてあげれるなら分けてあげたいです。。。
それにしても まさかあっさり原因が判明するとは
嬉しいですけど今までの原因不明は
何だったんだという思いです。
しかしよくよく調べてみると
診察してくれた先生は週一くらいしか
診察に来てない先生みたいで
たまたまその先生に当たり
たまたまその先生がその症状を知っていた
という幸運が偶然が重なった
結果みたいです。
まだしばらくは次女の体調に
振り回されそうですけど
今までとは違い原因がわかっているので
親子共々精神的にだいぶ楽になりました。
後は気長に元気になるのを見守りたいと
思います。
